漢方薬局の日々・自然の恵みとともに

漢方家ファインエンドー薬局千葉県佐倉市

皮膚トラブル・スキンケア

春の皮膚養生・汗をかくこと

「汗をかかないようにしています」皮膚トラブルに悩む人からそんな言葉をいただくことがあるのですが、人間の体のどこでも使わなければ衰えます。皮膚の機能も例外ではありません。汗をかくことは、皮膚の下にたまった老廃物を排泄し、必要なミネラルを再吸…

漢方ってつけても効くのね・スキンケア

どれか生薬を入れてそれを売りにしているスキンケアはたくさんあるけど、漢方の処方として確立しているものってめったにない。日本では漢方処方の塗り薬としてせいぜい、紫雲膏 中黄膏 太乙膏くらい。 中国では、症状に応じた漢方の煎じ液で患部を湿布したり…

生理前のニキビを漢方対策

生理前になると口のまわりに小さなニキビがいくつもでき、生理がくれば少し治まるという30代女性。見ればニキビそのものの炎症程度は強くないが色がくすんでいる。肝気鬱結、血虚体質を改善することにした。「私に一番合う漢方薬はこれなんでしょうか?」(…

皮膚炎悪化、ストレスが引き金も

なにかとストレスが多いけど大事な時期。そんな時に限って皮膚炎が悪化する・・・実はストレスが引き金になって皮膚炎が誘発されることもあるのです。 ストレス↓交感神経の興奮、不眠、不規則な時間、食事の不摂生、ストレス食いなどなど↓疲労蓄積、消化不良…

しもやけに漢方

孫(小学生の女の子)のしもやけが何とかならないものかと祖父母さまのご相談。やせ型で乾燥肌。足先が冷たく毎年しもやけになるのだそう。2週間後しもやけがすっかりよくなりました。「冷えると頭が痛いとか腰が痛いとか言っていた娘(つまりお孫さんのお母…

腸と皮膚はつながっている

腹痛を起こしやすいという男性のこと 脾肺を補う漢方養生をコツコツ続けていたら、近頃ではすっかりお腹も丈夫になり、アレルギー体質で皮膚トラブルもあったのだがそれもなくなったという。 (※脾とは西洋医学的にいえば胃腸機能) お腹と皮膚、内科と皮膚…

慢性湿疹のかゆみが漢方対策で改善

皮膚科でも原因は解らずステロイドやかゆみ止めを塗って数年たつという60代男性。淡紅~暗淡紅~皮膚色の丘疹や紅斑がたくさん散らばり、かさついて粉が吹きかゆみがある。見た目が良くないので夏でも長そでで隠してきたそう。清熱去湿、補気補血活血対策で…

粘膜は内側の皮膚:皮膚、肺、胃腸はつながっている

アトピーの幼児を持つお母様から相談を受けました。「アトピーもあるのに、このところ喘息も発症しそうで、不安なんです。」『皮膚も弱い、喘息もある』ではなくて、粘膜の胃腸も肺も、肛門や口に到達すると皮膚につながります。つまり、発症している場所は…

疲れるとでてくる慢性じんましんが改善

40代女性「ずっと治らなかった蕁麻疹が、漢方薬を飲み始めたらずいぶん良くなってきました。」疲れたりすると、ふわっと蕁麻疹が出てくるというので、体力回復を促しデトックスをサポートするレオピンファイブと衛気を高める漢方薬を服用していただきました…

乳児の肌トラブルにはお母さんが漢方を服用する

11月に入ってご要望が多くなったのがボディ用クリーム。例えば赤ちゃんの湿疹で、病院で保湿剤をつけることになったのだけどベタベタして赤ちゃんは気分悪そうだしなかなかよくならない、というお悩みに『瑞花露薬用保湿クリーム』や『爽肌精クリーム《陽》…

加齢とともに乾いてくるあちこち

幼いころに祖父母がスープなどにパンを浸して食べるのを見て、家に帰ってさっそく真似してパンを牛乳のコップにぎゅうぎゅうに浸して食べてたら、母に叱られたっけ。あれからウン十年。歳を重ねるにつれ、朝食のパンの喉通りが悪くなった。トーストしたパン…

乾燥肌は陰血を補う漢方対策で

皮膚の乾燥、髪のパサつき、顔色に艶がない、目の乾燥、便秘気味などの症状が現れてくるようなら「血虚」体質かもしれません。(陰血消耗により営血による濡潤ができないため肌膚の失養枯燥が生じる)肌の乾燥かゆみのファーストチョイスとしてよく用いられ…

停滞してなかなかひかない白ニキビを漢方対策

白ニキビとは、痛みも赤味もないがプツッと白く盛り上がって長々と停滞するふきでもの。👩「白ニキビをなくしたい、おまけにシミも最近ひどくなってきた」という50代女性。胃もたれしやすいく舌苔白やや滑 胃気虚痰湿・血虚肝鬱で、補気健脾理気化痰+利気活血…

ニキビのタイプと漢方養生

ニキビのタイプはいくつかあり、そのタイプによって漢方対策は異なります。 ■「肺熱」タイプ 鼻の周囲や額にでる。 その部分の皮膚が紅潮していて、患部は熱感や痒みを伴うのが特徴で、激しいスポーツをしている若者によく見られるニキビ。 汗が噴き出ている…

猫ちゃんの湿疹も薬草で

「傷が膿んで、ひどく臭いの。なんとかならないー?」先日、ご来局の方が顔見知りのノラネコちゃんを心配してのご相談。『五行草茶』(粉末)を水に溶かして患部を湿布していただくことに。数日後、「膿がなくなって傷が小さくなってきたわ~」「ついでにほ…

瑞花露:顔だけでなく全身のスキンケアに。入浴液が人気です

乾燥肌・敏感肌のためのボディケアに(医薬部外品)使えるスキンケアシリーズです。植物の持つ力をもとに開発された『漢方処方』のスキンケアシリーズです。乾燥を防ぐだけでなく、お肌のバランスを整え、美しく元気な『潤い』あるお肌へと導きます。ノンア…

紫根美容法:昔から使われている紫根でスキンケア

紫根(しこん)とは「むらさき」という植物の根を乾燥させたもので濃い紫色をしており、古来より皮膚病の万能薬として、やけどや傷の跡をきれいに治せると汎用されました。塗り薬としては「紫雲膏」が有名ですね。紫根の成分には「解毒透疹、涼血活血」つまり…

爽肌精:漢方を肌につけて養生する・ハーブエキスが漢方処方で配合されている

漢方って「飲むもの」と思いがちですが、実は「肌につける」漢方もあります。 中医学皮膚科の本を読むと必ず飲む処方と肌につける処方が解説されていますが、残念ながら日本には肌につける漢方処方があまりありません。そこで「爽肌精」(そうきせい)「化粧…

顔の紅斑とむくみ・行き詰ったときは「掃除」

ぼんやりと顔全体が腫れていてまぶたも重そうな70代女性。数か月前から顔に、大豆大ほどの淡紅の紅斑丘疹がぽつりぽつりと出てかゆみあり、居座って引かず、押すと硬い。「本当はこんな顔じゃないんだけど・・・」顔のむくみがずっととれないそうだ。聞け…

アトピーに汗をかくなはもう古い

毎日汗をかくようにしたらアトピー性皮膚炎が改善するという例があります。発汗機能を復帰させることにより、汗の作用つまり体温調節、保湿、感染防御機能が改善され皮膚が健康になる力がアップするというわけ。たとえば皮膚バリア機能を構成する皮脂膜は、…

夏の育児疲れで湿疹が

体のあちらこちらに細かな湿疹が現れては消え、消えてはまた別の場所に現れる。赤味はわずかですぐにカサカサしてくるという皮膚トラブルの女性のこと。 出産したばかりで授乳しており育児疲れも重なっているのか、体質チェックをすると気陰両虚状態。連日の…

アトピー、にきび、夏は汗をかかない方がいい?

うっとうしい汗。皮膚トラブルも悪化しやすいこの頃です。それなら冷房の部屋に閉じこもって汗をかかないようにしたほうがいいのでしょうか?冷房環境に慣れると外に出た時のギャップが大きく、これを皮膚面で調整するのは大変なストレスです。それに毎日汗…

汗をかいたらよくなったアトピーの炎症

少し前にアトピーが悪化して、清熱解毒薬を処方していた👩女性。これまでも急性悪化するたびに漢方対応してきている。忙しさで疲労やストレスがたまると悪化しやすい体質みたい。 「排毒するには、汗をがっちりかくか、排便をしっかりするかでしょうね」と話し…

暑さで炎症がぶり返した、アトピー

猛暑に突入。小康状態を保っていた敏感肌の人たちの中にも、肌の赤みやかゆみが増した人が。これまであまり汗をかかなかったのに、急に汗の量が増え、汗に慣れない肌は強くかゆみを感じてしまう。上手に汗をかけない人は、熱を放散できず皮膚内に熱がこもり…

冷やしすぎに注意!皮膚トラブルの予防方法

「猛暑が続いて、首から上ばかり汗をかき顔が真っ赤になる。そのうち顔に赤い湿疹がポツポツできて、皮膚科のクリームを処方され塗っているけど治らない」というご相談。火照ったり、汗をかいたりすると、赤味が増しむずむずちりちり痒くなるので、氷で冷や…

ステロイドと漢方養生・皮膚トラブル

ステロイドバッシングという言葉があるそうで、「絶対ステロイドはイヤ、もうステロイドをやめる!」といわれるアトピー性皮膚炎の患者さんもしばしばいらっしゃいます。 しかし、アトピー性皮膚炎は、なかなか完治しにくく、治ったようにみえて、また悪化し…

あせもみたいなニキビができる

暑くなると、汗だくになりながら室内に入ると冷房が寒いくらいきいている。この環境だと、汗をかいている途中から寒さで無理やり汗腺が閉じてしまうので、老廃物をしっかり排泄することができず、炎症を起こしてしまいがちです。激しい温度差を避けいきなり…

慢性皮膚炎を漢方で

子供のころからのアトピーでしばしばかゆみが襲うという中年女性。来局時の肌状態は、湿気の多いこの時期にもかかわらずカサカサと乾燥して深く黒ずみ夜間は掻いているとのこと。血虚風燥と肺腎陰虚を対策しようと二種類の漢方薬で対応。半月後、初回よりず…

キカラスウリ(栝楼、根は天花粉)

キカラスウリの花。毎日通る道なのに、はたと気が付いたらたくさん咲いていました。 キカラスウリやトウカラスウリ、オオカラスウリなどの果実全体、果皮、種子は漢方生薬として用いられ清熱化痰作用があり、肺熱の咳や胸のつまり、とれにくい痰などに用いる…

慢性湿疹を漢方対策

70代男性。頭部と顔側部の慢性湿疹。いつもむずかゆく、かくとポチポチッと出血する。軟膏もあれこれつけたがぱっとせず、延々とそんな状態が続いていているとのことで、漢方を飲んで体の内側からなんとかしよう、と思い立ったそう。十日後活血涼血薬と五行…