漢方薬局の日々・自然の恵みとともに

漢方家ファインエンドー薬局千葉県佐倉市

2025-01-01から1年間の記事一覧

牛筋と牛蒡のスープ

牛筋(ぎゅうすじ)は好きですか?おでんに入れるとおいしいですね。関東から北はあまり牛筋を使わないようですが。そしてこのところ牛蒡(ごぼう)が旬です。とれたての牛蒡は柔らかくて香りも最高!書いてから気がついたのですが、図らずもダブル「牛」! …

子宝漢方、妊娠しても漢方飲んでて大丈夫?

漢方対策で妊娠された時、ほぼ必ず『妊娠したら漢方飲んでても大丈夫でしょうか?』というお問い合わせをいただく。うれしいお問い合わせです。大きくとらえれば、漢方飲んで体調がよくなって妊娠したのだから飲んでたほうがいいってことです。妊娠したから…

スイカズラ(忍冬・金銀花):冬を耐え忍ぶ実と葉

黒い実、葉っぱに覚えあり。スイカズラの実です。 初夏にはあんなにたくさん花をつけ、白花が受粉すると黄花になるなんて話をしておきながら、その実を見たことがなかったのです。他のスイカズラの株も探しましたが、実は見つけられませんでした。実になるま…

風邪薬飲めば治ると思っている人に、冬風邪の養生法

風邪の人、多いですね。「病院に行けば治る」「風邪薬飲めば治る」と思っている人が多いです。処方せん業務を行っていると、ほとんど養生や漢方の話題に発展しません。なので「温かい物を食べて体を冷やさないように」とか言うと、すごく意外そうな顔をされ…

二人目不妊を漢方で克服30代後半

驚くほど速く結果が出た30代後半の女性です。しかも第1子はすでにもうすぐ10歳。ずーっと二人目ができなかったのに。ネットや雑誌などから情報を得られたようで『婦宝〇〇』を飲んでみたいと来局された方です。 最近婦人科で検査をしてみたが夫婦ともに特に…

冬季うつ病、不眠・体内時計のずれと合わせ方

生理機能のリズム 夜:成長ホルモンを分泌して昼間の活動で受けた組織のダメージを修復する朝方:コルチゾールやアルドステロンなどのホルモン分泌が高り、覚醒を促す。血液の固まる能力を高め活動期に負傷しても出血量を少なくする夕方:血液線溶活性が高ま…

白菜、きくらげ、クコの実のスープ・決め手は鳥がらスープ

白菜の時期。さっそく白菜をたっぷり、スープで煮込んでみました。 白菜と鶏がらスープは相性抜群です。 白菜ときくらげとクコの実のスープ ポイント:鶏がらスープをじっくり時間をかけて煮込むのみ 【材料】 鶏がら 1羽分(何十円かで売られています)シ…

黄体機能不全を漢方対策で改善

👩婦人科で黄体ホルモンが少ないといわれた30代女性のこと。 排卵までに約3週間かかる。ストレスがあると生理周期が乱れ基礎体温のスパイクも多くなるので、理気活血、補血、補腎陽対策でスタート 1か月後。スパイクがだいぶ減り低温期と高温期の差がくっきり…

こじらせた風邪、なぜ漢方ですんなり回復したか?

病院に何度か通ってもう1か月たつがいまだに風邪が治らないという方に、症状を伺って漢方対策したら、すんなり改善し「もう、風邪のときは漢方のほうがいいわ」と言ってくださいました。🐼なぜ、すんなり回復したのか? 西洋医学と漢方の違いは何か?一般感冒…

漢方で不妊症克服・2例

結婚してからの年数が長い方々の2例。7~12年で、さぞかし長い間悩んできたことと思います。 ひとり静かに悩み続ける人こっそり基礎体温をつけながら誰にも相談せずにいるのを見つけたお母様が意を決して来局され漢方対策をお嬢さんにプッシュ。それをき…

めまい・半夏白朮天麻湯考察

めまいは肝系の病証。では、半夏白朮天麻湯は化痰熄風する処方ですが、肝とどうつながるのでしょうか。半夏白朮天麻湯タイプの人の体質的原因は、もともと脾虚(胃腸が弱い、新陳代謝がよくない)のために、痰湿がたまりやすいのとふだんから肝陰の滋養不足…

乳児の肌トラブルにはお母さんが漢方を服用する

11月に入ってご要望が多くなったのがボディ用クリーム。例えば赤ちゃんの湿疹で、病院で保湿剤をつけることになったのだけどベタベタして赤ちゃんは気分悪そうだしなかなかよくならない、というお悩みに『瑞花露薬用保湿クリーム』や『爽肌精クリーム《陽》…

セロリと牛肉の炒め物

暖かいようで寒いこの頃。そこで牛肉を使った中華。むやみに脂がのりすぎた肉はどうかと思うけど、ふつうの牛肉は、胃腸にもやさしい食べ物です。 ☆─────*【 作った、食べた、感想 】*─────☆ こってり牛肉に対してさっぱりセロリ&たけのこのバランスが心地…

セロリとゆり根の炒め物

百合根がそろそろ旬。百合根というと、おせち料理でよく見かけるけど、年末になると値段がとっても高くなる。だから、たくさん食べるなら今のうち。 そしてセロリ。これも旬が11~2月だそうです。1年中あるので、あまり意識していませんでした。 見た目は、…

二人目不妊を漢方対策で克服30代

「今回は、つわりも始まって、大きくなってるって感じです」というのは、昨年流産した30代半ばの女性。結婚してすぐ第1子を妊娠できたのにその後4年、なかなか妊娠せず、昨年ようやく妊娠反応を確認できたと思ったら8週目で流産。その後どうにか生理周期が回…

しびれも血流改善漢方で

手の指からひじにかけてのしびれや痛みがある60代女性。試しに漢方飲んでみようとご来局。体質チェックしたら血瘀(お)症状があるのでまず活血剤を処方。一か月後「ずっと悩んでいたのにすっかりよくなったの。この漢方が私に合ったのね。」「血流がいいっ…

婦宝当帰膠と当帰芍薬散の違い

同じ「当帰」という生薬名がついているので、質問されることが多い婦宝当帰膠と当帰芍薬散のちがい。・当帰芍薬散の配合生薬:当帰、芍薬、川キュウ、茯苓、白朮、沢瀉・婦宝当帰膠の配合生薬:当帰、芍薬、川キュウ、茯苓、地黄、黄耆、党参、阿膠、甘草当…

甘いものを美味しいと感じる理由

お腹いっぱいなのに、甘いものがテーブルに並ぶと、また食べられてしまう。「ああ、おいしい! どうして甘いものっておいしいんだろう。」 人類に限らず動物たちは、飢餓を回避する防衛反応として、カロリーの高いものをおいしいと感じるようにできてるそう…

更年期や不妊を漢方対策で

すたすたっと薬局に入ってこられて、「婦宝〇〇のお徳用をください」「この前勧めていただいて1本飲んだら、これまでと全然違ってすごく調子いいので今日は2本入りを買って続けようと思って」確かに調子よさそうだが、お悩みは何だったろう?思い出した更年…

養生とは世が乱れてから手をつけるのではなく戦乱が起こる前にそれを防ぐこと

立冬を過ぎ暦では、立冬から時雨(しぐれ)や雪が降ったり、空っ風も吹いたりと冬の気候になる。そこで中国古代の養生書、黄帝内経(こうていだいけい)素問の四気調神大論から冬の養生法をご紹介。立冬からの3か月は「閉蔵(へいぞう)」、万物が閉じこも…

加齢とともに乾いてくるあちこち

幼いころに祖父母がスープなどにパンを浸して食べるのを見て、家に帰ってさっそく真似してパンを牛乳のコップにぎゅうぎゅうに浸して食べてたら、母に叱られたっけ。あれからウン十年。歳を重ねるにつれ、朝食のパンの喉通りが悪くなった。トーストしたパン…

漢方で不妊症克服(第2子)30代

👩3~4年前の第一子の時に、婦人科治療と並行して漢方薬対策を行って女の子を授かった方です。その後生理周期が長く、なかなか第二子妊娠ができないとのこと。 基礎体温表を見ると、スパイクが多くどこからどこまでが低温期か高温期かはっきりしない状態でし…

夫の性格が変わった・認知症(ピック病)

「夫がこの頃イライラすることが多くて・・・」と、少し前に奥様が相談に来られていたのですが、まもなく職場の人から物忘れがひどくなってきたと言われ、医療機関で診察を受けたらピック病と言われたそうです。認知症については最近は細分されるようになり…

見知らぬ人から板藍のど飴

「今日は「板藍のど飴」も買って行こうかな」とご来局のお客様。 「先日研修で東京まで出かけたんですけど、隣に座った見ず知らずの人が板藍のど飴を出して私に勧めてくれたんですよお。」 マイナーだと思っていた漢方。 それを知っている人に出会うなんて、…

50歳前に閉経しそう、早すぎますよね💦

「まだ50歳にならないのに、いくらなんでも閉経するのは早すぎますよね?」「今年くらいから、生理周期が早くなっちゃって」「と思ったら、今月はなくて・・・」「一時より出血量が少なくなってきて・・・」「なのに、だらだらと日数が長くなるときもあっ…

末梢血流の改善、たとえば目

微小循環を良い状態に保つことはとても大切。たとえば、目。50代前後から目の老化を実感する人が多くなって、同窓会で会えば必ずといっていいほど老眼の話が登場する。なぜなら目は、とても細い血管で養われているので、微小循環の血流が悪化すると即、目…

顔ツボ:疲れ顔をリフレッシュ、くま、くすみ、たるみ、しわ

疲れると顔も血流が悪くなって、酸素や栄養が十分に届かず、水分や老廃物も流れづらく、老け顔になってしまいます。ツボ押しで、頬の位置を上げ、こわばった表情は柔らかく、小顔に!位置がわかりやすいよう高齢女性の顔イラストにチェックしてみました。 ・…

糖尿病の数値を下げたいと漢方対策

生活習慣の結果による糖尿病の場合、これまでの生活習慣を改めればよいのです。病院側も、食生活の改善をめざして教育入院をすすめたりします。しかし、そう簡単に何十年間のクセを変えるのは難しい。だから生活習慣病という。そこで漢方。漢方養生は「積極…

産後の腰痛を漢方対策・肝腎不足を長引かせると次の妊娠も不利に

育児中のお母さんはスゴイです。四六時中だっこしてるし、降ろしていても子供の世話はほとんど中腰姿勢です。しかも毎日続く。 腰痛は何とか対策したいものです。 産後は、出産という大事業で肝腎不足に陥っている素因があるので腰痛が現れやすいのです。ま…

多嚢胞性卵巣に陥る原因と漢方対策

生理周期がとても長いとか、妊娠を望むがスムーズに排卵しない場合に、多嚢胞性卵巣(※)とクリニックで告げられて驚く人も多いですが、恐れることはありません。・原因として案外多い、栄養の偏りとストレス多膿胞性卵巣を引き起こす要因は、食生活や生活時…