病院の排卵誘発治療を数回受たけど、漢方もいいのかなあ・・・とご来局された30歳女性。
基礎体温をみると排卵がスムーズでなく、高温期に黄体ホルモンを服用しているにもかかわらず弱々しく中盤で体温が下がってしまう。
🌙漢方1か月
漢方服用と同時にウォーキングを心がけたら、食べる量を減らしたわけでもないのに体重が数キログラム減少。身体のけだるさも軽くなり、冷えも改善してきている様子。
🌙漢方2か月
排卵誘発剤を中止しているが、D13~14でスッキリ排卵して周期はD27。生理痛もなくなった。高温期中盤での体温低下も減った。
🌙漢方3か月
引き続き生理周期は順調D27。黄体ホルモン服用で腹張腹痛少々出るので1種類漢方薬を高温期にプラス。
🌙漢方4か月
排卵順調、高温期順調。この周期に自然妊娠しその後も順調。
この方は、体質チェックしたところ気虚痰湿(水の代謝が悪くそのため倦怠感や冷えがあらわれる)だったので、元気をつけて水はけを良くする処方を中心に対策してみました。
1か月で数キログラム体重が減ったのは、ため込んでいた無駄な水が取れた結果だと思います。そして無駄なものが掃除されると排卵もスムーズになりますね。
すばやくよい結果が得られてよかったです。