👩「最近また旅行に出かけることがあったのですが、大丈夫でした!」
いつも、旅行に出かけたり何か行事があると、必ずといっていいほど、膀胱炎のような症状に見舞われるという60代の女性のこと。
すごく心配して旅行に出かけたそうだけど、まったく症状が現れることがなかった
と、とても喜んでいただいた。
👩「旅行の疲れもいつもより早く回復した気がします。」
泌尿器科を受診しても細菌感染が認められず、ほとんど異常はないという無菌性膀胱炎は女性に比較的多く見られます。閉経後の女性の場合、粘膜がとても弱くなることが多く、炎症のトラブルがちょっとした事で起こりやすくなるようです。
無菌性ですから抗菌剤を飲んでも仕方ありませんね。ではどう対策するか?
中医学的に考えれば、対策は明らかになり、割と簡単に解消されます。
たとば、
・疲れたときに症状が現れるなら:疲労回復対策、充分な睡眠と消化のよい食事など(補気対策)
・冷えたときに現れれるなら:ふだんから冷えないような服装や温める食べ物の対策(補陽対策)
・粘膜が萎縮して抵抗力が落ちている年齢なら:潤いを補うような食べ物と睡眠の確保(補陰対策) などなど
自分の体質をよく観察することがまず必要です。
この女性は、これらの体質を改善する処方を服用することで、なんなく乗り越えられました。
このような対策は、膀胱炎だけでなく、体全体をより健康に元気に維持することにも
大いに役立ちます。